どうもこんにちはチャミーです。本日は私の経験から、挨拶ができる人とできない人との間でどのような違いが生まれるのかお話しておきたいと思います。特に会社や組織に所属するような方々は絶対に見て、実践してください。人生が大きく変わります。
結論:挨拶は自分のためにするもの!
出社した時や退社する時にちゃんと挨拶できていますか?「おはようございます」「お疲れ様でした」と声に出すだけで挨拶しているつもりになっていませんか?
しっかりと挨拶ができる人は出世しやすくなります。出世だけではありません。自身の業務や生活をより円滑にしていきたいのであればまずは挨拶に命をかけるべきです。
そもそも挨拶とは?
もしも世界に自分1人しか存在しない場合挨拶は必要ありません。というより意味を成しません。当たり前ですよね。
①〔仏〕禅家で、問答を交わして相手の悟りの深浅を試みること。
②うけこたえ。応答。返事。驢鞍橋ろあんきょう「いかが―あるべきや」。「何の―もない」
③人に会ったり別れたりするとき、儀礼的に取り交わす言葉や動作。「朝の―」「時候の―」
④儀式・会合などで、祝意や謝意、親愛の気持、あるいは告示などを述べること。また、その言葉。「開会の―」
⑤(「御―」の形で)相手の挑発的な、礼を失したような言動を皮肉っていう語。
⑥仲裁。仲裁人。歌舞伎、お染久松色読販「そう見受けましたから―に這入りました」。「―人」
⑦紹介。紹介者。浄瑠璃、国性爺合戦「仲人もない―ない二人」
⑧人と人との間柄。交際。日葡辞書「アイサッノヨイヒト」。日本永代蔵6「殊更いづれも―よく」
広辞苑より引用
広辞苑では上記のようなものを挨拶と定義していますが、我々が考えている挨拶とは③の人と会ったり別れたりするときにするものであるのではないでしょうか。
人に会ったり別れたりする時に使うことが前提ですので、そもそも自分以外の誰かがいないと挨拶の存在価値すら発生しないのです。それではなぜ我々は挨拶をするのでしょうか。
そこにはたくさんの意味がありますし、誰(どの立場の人)かによっても意味が変わってきますが、挨拶というのは『相手のことを想う』『相手のことを気遣う』ということが本質です。
だってそうじゃなければ相手にわざわざ言う必要がないでしょ…?
そうじゃない挨拶なら無駄だから挨拶自体やめたほうが良いよ!
本来は挨拶の後にいうべきことがあるはずなんです。時間の関係で言えないかもしれないけど…それを考えながら挨拶できているかと言うことが今回お伝えしたいことなんです。
挨拶の鉄則
おはようございます!
- 「今日も私は元気ですよ、みなさんいかがですか」
- 「今日もあなたと会えて嬉しいですよ、元気でがんばりましょうね」
お疲れ様でした!
- 「早めに上がりますけどみなさんも早く帰ってくださいね」
- 「みなさんのおかげで一日無事終わりました。明日もよろしくお願いしますね。」
みなさん、ちゃんと上のように考えながら挨拶してますか?言葉を口に出すだけのただの挨拶は無意味です。挨拶をするのであれば必ず一歩踏み込んだ挨拶を実践しましょう。世界が驚くほど変わるのがわかると思います。何が変わるのかは具体的に次の項で説明しますね。
挨拶をするときに絶対に気をつけるべきこと
今からご紹介することはごくごく当たり前のことなのですが、正直なところこんな当たり前なことをできていない人が多すぎます。是非自身を省みてみましょう。
- 挨拶をするときはしっかりと相手の目を見る。身体を相手に向ける。
- 挨拶をされたときはしっかりと相手の目を見る。身体を相手に向ける。
挨拶をできていると勘違いしている人の典型は2.のパターンを全く想定していないということです。自分から挨拶をするのはぶっちゃけできて当たり前。本当に問題なのは挨拶をされたときにどんな対応ができるのかということです。PCをタイプしながら声だけで挨拶していませんか?ただなんとなく「おはようございます」と言っていませんか?
ちょっと考えてみて下さい。あなたが挨拶をしたときにこちらに身体も向けず目線さえも向けない人がいた場合、気分が悪くないですか?「この人は挨拶もロクにできないのか…?」と。
見る人はしっかりと見ている
挨拶ができる、できないは見る人はしっかりと見ています。特に部長クラスの人たちはちゃんと良い挨拶、悪い挨拶で評価しているはずですよ。なぜなら挨拶ひとつでチームの雰囲気を良くも悪くもできてしまうのですから。チームの雰囲気がよくなれば成果に繋がるのは誰でもわかることです。でもその誰でもわかることと挨拶が密接に関わっていることを誰も理解していないんです。
だって、そうでしょ?職場や人に会ってまず1番に我々がすることって挨拶じゃないですか!そのたかが挨拶すらしっかりとできないということはチームの雰囲気をよくすることなんて到底できない人材のはず。それは部門長クラスの人たちはちゃんと見ていますよ。確実に…
上司が欲しい部下像はシンプルです。
- 成果を残してくれそうな人
- チームや組織、もっといえば会社に良い影響を与えてくれそうな人
だってこういう部下がいてくれれば上司の評価も上がるのですから。
だから会社勤めをしている人、組織に属している人は挨拶についてもっと真剣に取り組み考えた方が良いですよ。そうじゃない人は絶対に損をしています。挨拶だけで出世が早まるということなのですから、ここを使わない手はないはずです。「自分はもう社会人10年目だから挨拶とかは…」とか言っている人は本当にナンセンス。
歴なんか関係ないし、むしろ何年経ってもしっかりと挨拶ができるということが高評価に繋がるはずなのにそこに気付かないのはなんて愚かなんだという話です。
今はいろんな働き方があるので一概には言えませんが、少なくともチームがある職場や1人で仕事を完結させる人以外は、挨拶を全力でやるということは非常に重要です。お互いを承認し、尊重して、それぞれの居場所を作ることで確実に生産性を上げることとなります。(Googleが提唱している、チーム運営に重要な「心理的安定性」にも繋がる部分です。)
最終的には自分のため
周囲から「あいつの挨拶は気持ちいい」「あいつは挨拶ができるしっかりしたやつだ」という評価を得た時、何が起こると思いますか?
自身が困った時に、周囲が助けてくれるようになります。
これは嘘のような本当の話です。挨拶をしっかりするというのは謂わばしっかりと人間関係の根底を作りにいくということです。この行動が日頃からできているとなにかトラブルがあった場合に助けてもらいやすくなるのです。
あなたも嫌いな人、雰囲気が悪い人を助けるのって嫌でしょ?人は他人を助ける時、好きか嫌いかで助けるかどうかを判断するものです。残念で残酷なことですが、これが事実であり、真理です。
上司と部下、同僚同士でもよく「あいつはわかっていない」とか「自分を理解してくれない」とかしょうもない文句を言っている人たちがいます。そういう人に限って挨拶もロクにできていない、必要最低限の人間関係を構築することもできていないような人たちなんです。何度も言いますが、相手に文句をぶつけて良いのはお互いを尊重すると言う人間関係を築いた後なのです。
たかが挨拶、されど挨拶。挨拶をバカにせずしっかりと実践できている人は上司や会社からも評価されやすく、出世しやすくなることは間違いないです。最高の挨拶、実践して行きましょう。きっと世界が変わります。
すでに社会人として働いている方、これから社会に出る方、まずは挨拶をしっかりしてみましょう。絶対に損はしないはずです!
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